ジェルの進化の速さには驚きます。私がジェルと出会ったのはもう15年ぐらい前のネイルの専門学校でしたが、卒業後 もっとジェルを極めたいと思い別の学校のスクール生になり、再度色々と教わりました。その当時にはエクステンションジェルはありましたが、3Dアートはアクリルで作っていました。色々な場所でも講習会が行われています。私は何度も有名な先生方の講習会に出かけました。アートの上達への近道は練習以外ありませんが、”いいものを良いと”見れる目が一番大切だと思います。
実際に私が学校で授業をしていても、私がデモンストレーションで作った見本アートと、生徒自身が授業で作ったアートの形も色味も違うのに その違いがわからないから練習や工夫をしようとしない。そんな場合は半年後も成長が見られません。
プロとなった現在も、よりまっすぐな線を引くために、むらなく塗れるように、きれいに見せるいろ、など 日々試行錯誤の日は続いています。
今回は私が試行錯誤しながら選んでいる3Dジェルの世界です。
私の3Dジェルの歴史
9年前エジュケーターの講習会に行く時に無理やり作ってみました。
年に数回 エジュケーターの講習会がアメリカで行われるのですが 毎回自分のアート作品を持っていくのが宿題になっています。この時はジェルを使用した作品で、課題は「セルフィ―」でした。」私はジェルで宇宙を描き、アートのチップに絵を描いてもつまらないと思い、通常アクリルで作っていた3Dをジェルで作れないかと、やってみることにしました。
最初に私が3Dをジェルで作ろうと思ったのは”ドーム”円です。(宇宙服のヘルメットの部分) 今は水を入れたりしてアクア○○とか その作った人によって変わります。 作り方は、丸いドット棒の大きいバージョンをエクステンションジェル(にビルダージェルとも言う)につけて 回しながら、硬化させて、必要ならば再度つけて 硬化させます。 空気が入らないように 何度も試行錯誤しました。作るのはいいけれど、外れない。結果私はキューティクルオイルを棒の先につけて 取りやすいようにして 作りました。
人形はビルダージェルの白で作ってから 色を付けました。 はっきり言って、これは3Dを作る為のジェルではないので 作ってみたけれど自分でもいい出来だとは思いませんでした。新しいことに挑戦したけれど、思ったようにいかないこともあります。
3Dアートパウダーを買ってみました
3Dアートパウダーという 手持ちのジェルにパウダーを混ぜて 3Dジェルにするという パウダーを購入して、3Dを作ってみました。作れるアートは 花、ハートとか。細かいアートはできません。
セーター編み込みネイルを見て大好きになりました。
ネットで 薄いピンクのセーターネイルを見て大好きになり、ポットタイプの白ジェルとジェルポリッシュを混ぜて作っていました。しかしはっきりしたラインが出せません”シャープ”な感じが出せませんでした。
ライナージェルを使いました。ライナージェルは”プリジェル゛から出でいて3Dジェルではないのですが、未硬化のジェルの上に描いても流れず、はっきりとしたラインを描いてくれます。これを使い、必要な所は硬化後再度足すという工程で すっきりとした セーターネイル完成しました。
長いアートネイルを作ってみたくて
ジェルでの3Dの作りやすさははっきり言って メーカーの特徴です。私は長いStillettoタイプのアートネイルを作るのにはチューブに入っていて、リキットを使用するPolygelを使用します。ポリジェルはジェルでありながら 操作しやすく流れません。しかも、ライトに入れるまで硬化しないのでネイルフォームの上で穴をあけたり、くっつけたりのアートができます。(下記のアートは普段生活用ではなく、アート用です。耐久性はありません。)
ポリジェルで何かアートをする場合はリキッドのつけ過ぎに注意! もろくなります。
筆はシリコンブラシがお勧め。
購入したけれど 使えないジェルもあった
時々ネットで紹介されているジェルを 試しに購入したりすることもあります。沢山の失敗もしています。
ジェル以外でも新しいものを買う時のアドバイス
- クローン(ミラ―)ネイル。
- スパイダーネイル
- 3Dジェル
上記の商品は信用できる購入場所、又は信用できる口コミをもとに購入さないと 品質がバラバラです。ジェルネイルの場合その場は良くても、それが2週間以上もつかどうかも大切な事になります。購入先がプロも使う場所なら商品として出す以上きちんと品質を調べていると思います。
私はクロムパウダーはクロウ社のを3色持っています。これをアイシャドウのチップのようなスポンジでこすっています。写真では輝きが表現できないのですが とてもピカピカになり持ちもいいと思います。 ただ、今はアートとしてのクローンを使ったり、薬指1本のみのアクセントネイルで時々使ったりしますが 流行りは過ぎていると思うので、今から購入することはないかもしれません。
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