今回は超基本のジェルマーブルを紹介します。皆さんはマーブル模様の作り方をいくつご存知ですか? 答えは無限です。しかし基本はほぼ同じです。
石のマーブルを描きたかったら実際にか書きたい現物を見ながら練習した方がいいと思います。 誰かの描いたネイルアートを参考に、○○風より本物を実際に見て、それを目指して自分なりの解釈をもって書いてみてください。
マーブルアートは石の模様を用いたものが有名です。ターコイズやキャンドルネイル、大理石、チョコレートやべっ甲ネイル、ギャラクシーネイル 名前は違いますが、大体はおなじ手法で描かれています。
引っ張る(ドラッグアート)
- ペースジェルを塗布 キュア(VU/LED指定の時間キュアしてください。)
- カラー塗布 キュア ×2回
- トップコートを塗る
- にじませたい色をドット筆にて色を落とす
- ほそ筆で色を引っ張る
- キュア
- トップコート 完成
たたく形のマーブル
ゼブラ模様や、石のマーブル、惑星、などほとんどのマーブルがこのタイプで作られていると思います。最後の工程後にほそ筆で線を入れたり、シルバーなどでポイントを入れたりすることもできます。
- ベースジェル
- キュア
- カラー (ここでは白) キュア ×2回
- 2色から3色を適当に散らす
- 乾いた 平筆でたたくようにドントンと伸ばしていく 色の境界線をたたいて混ぜすぎると色が 混ざりすぎてきれいではなくなってしまう。
筆ですくうタイプのマーブル
パレットを使用します。 サロンワークでこのテクニックを使うと、なぜかお客様は「プロフェッショナル」と感心してくださいます。今回の上の図は説明がつきやすいように大柄を作りましたが、細かくすればするほど きれいな柄が出ます。間に白を入れるとはっきりとした図柄になります。
- ベースコート キュア
- カラージェル キュア (色によって 1度塗り 又は2度 )
- パレットに 好きな色を乗せる
- ジェル筆(平筆 または オーバル筆)で パレットの色をそぎ取る感じ
- 筆を裏返し、筆に乗ったジェルの色を爪に乗せる。この時に曲線のマーブルを作りたかったら左右に揺らしながら、直線なら そのまま下へ
- 隙間を埋める(同じように繰り返す 又はほそ筆で空いた部分の色を塗る
- トップコート
- キュア
トップコートを使って距離感と”にじみ”を出す
水色の方
- ベースコート
- キュア
- カラージェル キュア ×2回
- トップコート
- 白ジェルでバラを描く
- 自分の好みの程度に広がるのを待つ
- キュア
- トップコート
- 白ジェルで葉っぱ、スパークルを描く
- キュア
- トップコート
右側 紺ベース
- ベースコート
- キュア
- 紺ジェル キュア ×2回
- トップコート
- ピンクジェル 塗布後 待つ
- トップコート
- 白 広がるのを待つ
- 筆で白を広げる
- キュア
- トップコート
待ちすぎると広がりすぎて、早く入れすぎると、広がり切れていなかったり。にじみテクニックを使う場合はタイミングが大切です。
トップコートを数回使う方法でこの方法で遠近感が出ますが、3回以上はトップコートを重ねない方がいいでしょう。重く厚くなってしまいます。
ミキシィングジェルを活用しよう!! ミキシィングジェルをご存知で使用か? 透け感、薄れていく感じは 元の色を 少しずつ ミキシィングジェルと混ぜていく事で簡単に色の変化を出すことが出来ます。
ミキシングジェルがない場合はトップジェルを少量ずつ使ってください。
例えば、琥珀・べっ甲ネイルは 最初の段階から ベース(黄土色っぽい茶色)となる色の強弱をつつけながら塗っていくと その上に 黒もミキシィングジェルで強弱をつけ、最後に オレンジっぽい色で強弱をつけるとかなり それに近いものが出来上がります。
注意:色々なメーカーによって にじみ加減が違ってきます。必ずサロンワークの前に試してからお客様への施術を行ってください。
上に塗るアートのジェルの量にもよって変わりますが、アートの下に基本的に2回のカラージェルを塗布します。 理由はアートで爪の表面全部を完全に覆おうとすると、時々無理が出てアートがよがんだようになってしまいます。2回のカラージェルを完璧に塗布していれば、3週間以上のネイルの持ちがあります。すぐに浮いてしまったり、剥がれてしまうジェルではアートも楽しめません。
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