今回は前回同様、フルーツネイルの描き方続編です。まず実写的な絵を描こうとする場合の必要事項を深堀したいとおもいます。 絵の描き方は人それぞれです。しかし実写的な絵を描くためには テクニックがあります。
実写を描くときのアイディア
前回の続編なので、用意するものは省きます。 必要な方はこちらから、用意するものを参考にしてください。
実物を見てみよう
まずは実際のキウィはどのような形なのかを見ていきましょう。(検索するときは キゥィフルーツまで入れるといいでしょうか。 キゥィのみだと鳥の写真がで出来ます。)
左側が本物のキゥィ そして次の2つがフリー素材からとったクリップアートです。人の物の見方はそれぞれですが、真ん中のは種が小さすぎで、右は均等すぎだと思います。自然界のもの、例えば人、フルーツ、木などは左右対称ではありません。工場で作られたもの、定規、皿、机などは左右対称でなければいけません。
光の入り方を(当たり方)を見てみよう
物には光の当たり具合があります。光が強く当たっている方が白っぽくなり、影の部分が色が濃くなります。あえて3Dに見せる場合はその部分を強調するとよいです。
奥行きを見てみよう
爪の上で描く絵は”フラットアート”と 呼び、立体的な飛びてている アクリルや、ハードジェルで作る立体アートの事を3Dアートをと呼びますが、フルーツはフラットアートだけれど立体に見えるアートです。平面ですが、奥行きを感じる事ができるように 描きましょう。
キゥィフルーツの描き方
構図を考えよう
果物によっては 外身も特長的なスイカや、レモン、オレンジ等ありますが、キゥィは茶色い丸い色で、映えるか 映えないかと考えたら、難しいです。また、全体を入れるか一部を切り取って入れるかの場合 キゥィの特徴的な部分と言えば真ん中の種のある部分なので その場所を強調するべきだと思います。
描き始める時に 一番重要な事!! 何が奥にあって 手前には何があるのかを見分ける。この場合最手前にあるのは 数個の種
- 全体を均等ではなく濃い部分と、薄い部分を作り、黄緑で塗る(キュア)
- 真ん中に変形楕円を描く 白に少し緑を入れた色(キュア)
- 緑の部分に深緑をオーバル筆で叩くような感じで、色を置く 薄い黒で小さく楕円の種を描く ここで描いた種は 後に④で重ねる 種や、色に 見えなくなってしまうかもしれません。でも、それでいいんです!! そうする事で奥行きが出ます(キュア) 種は同じ形でそろえて描いてはいけません。横向き、縦向き、など色々な角度から種は見えます。
- 深緑をミキシンクジェル(又はトップジェル)で薄めて、透明グリーンを作り種の上に乗せる(キュア) さらに種を描くを数回くりかえる(キュア) 白っぽい緑で 中心の縁から 線を描いていく その隣に濃い緑の影をいれる。この陰によって立体的に見える。(キュア)
- 最前列にある 数個の種を書き足す キュア/数個の種に光の反射の部分を書き足す(キュア) トップコートを塗る (キュア)
ちよっと沢山の工程で” めんどくさい” と思われる方も多いと思います。間の硬化時間のキュアは仮止めなのでLEDなら5秒でも大丈夫です。最後のトップコートの前に30秒硬化と、トップコート後の 30秒硬化をお願いします。
スイカの描き方
スイカは夏にリクエストが時々あります。ただマニキュアの場合とペディキュアの場合とお客様の年代によって 色々なタイプのスイカのデザインをお勧めします。
ペディキュアのお客様で多いのが淵を黒と緑にして 赤の色にして 黒の種を描くタイプです。年代の若いお客様には「すいか」とわかるポップな感じに仕上げ、大人のお客様にはリアルなスイカを描くことを心が下ています。
お客様の場合はベースコートから始めてください。 今回はピングのチップを使用しています。
- 下書きを鉛筆で描きます。(鉛筆で下書きをしてサンプルチップを作る場合バッファーで全体をファイルしてからしてだと描きやすいです。)
- 大体の構図が決まったら赤塗っていきます。スイカの場合後から白でテキスチャーを入れます。(キュア)
- 深い緑で皮の部分と白を描きその間を縦に筆を動かしぼかしていきます。赤の部分に白で種が入る部分に光が当たる部分を書き込む(キュア)
- 種を描く (キュア)種の光の部分を描く
- ピングにスイカの影を入れる(キュア) トップコートをぬる(キュア)
ドラゴンフルーツ
この2つのフルーツに関しては特に難しいポイントはないと思います。 なぜならとても特長的だからです。ただドラゴンフルーツの種の色合いが 後ろの物はグレーに描くのがいいと思います。光と影に気を付けて描いてください。
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