ネイルの基本

マニキュア塗り方 初心者でもスキンダウンして隅々まで綺麗にでるきる塗り方

上の写真は生徒が私に送ってきたものです。遠目にはきちんと塗られているようですが、近くに行くと・・わかります。今回は塗り方のHow toをしていきます。

*マニキュアとは海外で手のお手入れのことで、日本でいうボトルの事をポリッシュといいます

スキンダウン

真上からだけ見ていたり、皮膚を下げて塗らなかったりすると、爪の付け根や 側面に大きな隙間ができます。 この隙間を気が付かないでインスタにあげいてるネイリストさん 結構いるんですよね。上の写真もよく見てください。 親指だけでなく他の指もサイドが かなり開いています。もし、これが2.3週間後ならいいでしょう。しかしペディキュア終わってすぐの写真でこれではOKは出せません。

ポリッシュやジェルを爪に塗る時に筆を持たない方の手で お客様の爪を支え親指と人差し指、中指を使って皮膚で覆われたお客様の爪を引っ張り、隅々まで塗るというやり方です。

まさに スキン(皮膚)+ダウン(下げる) つまんで下げると言った感じです。

この時に質問されるのは、ではポリッシュをどうやって持ちながら塗るの?

右利きの場合、左手の中側でポリッシュを持ち、今はお客様の左手の親指内側をスキンダウンしている様子です。慣れないうちは、ポリッシュを持つよりも 正確に全てのネイルの表面を塗る方が優先順位が上ですので、そちらを重視しましょう。

私は長いキャリアがありますが、ハンドをする時はポリッシュを持たないでスキンダウンと、お客様が自由に動かしてしまうのを防ぐためにあえて、ポリッシュは持たないで塗る場合が多いです。また、もしあなたが多汗症だったり、手の温度が高かったりするとポリッシュも温まり扱いにくくなる場合もありますので注意してください。

塗り方・筆の動かし方

例えば キューティラインも、通常ネイルスクールでは

 

この様にキューティクルからスタートをして塗り始めるやり方をしている場合が多いですが、私は生徒には リバースで、キューティクル3mm位 手前でスタートしてキューティクル側に押し出し爪先に戻るやり方や、

 

人によってはこのように筆を横にしてキューティクル周りをスムースにするためにするやり方、色々な方法を指導しています。私の場合全員が同じやり方をするのではなく、あくまでもサロンワークでいかに早くきれいに正確にできるかかを重要視しています。

 

どのような塗り方にしてもスキンダウンはとても重要です。サイドのスキンダウンもそうですがお客様によっては「私は直ぐに爪が伸びるタイプだからキューティクルも、ギリギリまで塗ってください。」と携帯を操作しながらの注文もあります。特に濃い色のギリギリは少しでも動いたら皮膚についてしまうので、私は笑顔しかし、手を握り(つかまえて)慎重にペイントするなんてことは多々あります。。

カナダはミックスカルチャーの国なので色々な肌の色のお客様がいらっしゃいます。好きな食べ物の話や、料理のレシピやファッション、子育て話など 毎回施術をしながらの会話はとても楽しいことばかりです。

ペディキュアの塗り方

ペディキュアの場合、親指を除く4本の指は 手の塗り方と変わりなくできると思います。ただ親指は、ボトルをもたずに相手の足の親指をしっかり持ち左右に傾けながらしっかりと端から端を見ながらペイントすることを進めます。

全てを塗り終えたら、上からのみの確認ではなく、サイドや前からなど角度を変えてきちんと全て塗れているかどうかを確認する必要があります。足の爪の場合かなりカーブがきつい方もいらっしゃいますので、隅から隅まできちんと塗れるようにしましょう。

また、以前にも書きましたがエッジのカバーも忘れずに塗りましょう。私のお客様は私のペディキュアが約7週間もつと 私をリクエストします。もちろん普段のサイクルは3週間から5週間ぐらいには 来店されます。適切な爪の長さと、次回来店のお勧めと 普段からのお手入れなどをお勧めしています。

セルフ(自分で塗る)の場合

セルフの場合は塗る方の手の他の指でスキンダウンをします。 しかし正直言ってかなり難しいです。皮膚を下げれない分、筆を寝かせて奥の方まで行かせて、隅々まで行けるようにしましょう。

大きな声では言えませんが、私の大学生の娘は「はみ出ちゃったって大丈夫よ。寝て次の日にシャンプーしたら、手のはみ出た部分だってちゃんと取れるんだから」といっていました。 確かに皮膚についたマニュキュアはお風呂で簡単にとれます。

今回はスキンダウンについての説明をさせていただきました。 かなり前に、JNAの合同検定練習みたいなのに行った時に中曽根先生がいらっしゃっていて、「爪の部分は全て塗ります。施術が終わったら 頭を振って視線を動かして全部見てください。確認してください。隙間が空いてはダメですょ」とおっしゃっていたのをほぼ毎回 施術の時に思い出します

おかしいですよね。もうかなり前のことなのに。

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