段々と熱くなってきましたね。夏ももうすぐです。夏と言えばフルーツネイルのリクエストが多いです。今回の見出しの様に全部の指のネイルを別々のフルーツでされる方はいないと思いますが。 最も多いのが、アクセントネイル(メインの柄となる指)以外をオレンジ、又はオレンジフレンチで作って メインをオレンジで作る方法です。この方法はハンドだけでなく、ペディキュアでも活用ができます。(hisakop.comは現在使用していません /Instagramで見る事ができます。)
リアル フルーツ 描き方準備
オレンジ 必要な物 ジェル編
ベースジェル、トップジェル、ジェル(オレンジ、白、黒っぽい赤、ミックスジェルがあれば なければトップジェルで代用)パレット、筆、キッチンペーパー
オレンジ 必要な物 ポリッシュ編
ベースコート、トップコート、オレンジポリッシュ、アクリル絵の具(オレンジ、白、黒っぽい赤) 筆、パレット、水、キッチンペーパー
影色の作り方 ジェル編
影は決まりがあります。 光が右側から当たっていれば左側に影ができます。 上が光ならしたが影です。私は特に際立たせたい 立体的に見せたい場合は 影を光のそばに置きます。ジェルの影の場合暗い色をそのまま直に置くのだけでなく、ミキシングジェルで薄めて透明色を作ると 自然なグラデーションでリアル感が出ます。
影は黒を入れるだけではない
影の作り方は単純に黒を入れただけで影になると思われる方も多いと思います。ただ、絵画の世界や、ネイルの世界は暗くなりすぎたり 濁った色を好みません。気を付けてください。
オレンジの描き方
リアルフルーツと言えば オレンジが一番有名ではないでしょうか? 難しそうですがコツをつかめば簡単です。 ジェルの場合はライトに入れるところは(キュア)と書きました。
- オレンジの 4分の1を描く感じ
Meここでポイント! 4分の1をそのまま入れるとデザイン的に面白くないし”カチッ”とし過ぎています。 中心あえてずらしてオレンジの特徴を入れましょう
- ほそ筆で 同じオレンジを使って外側に同じように円を描く(キュア)
- 白で中を塗る
- キューティクルから少し離れた所に小さな楕円を描き そこを中心に外側に線を描く まっすぐに線は引かない、1つ1つをパーフェクトに分けない。不均等の方がリアル
- オレンジの中に細い白の線を描く(キュア) ジェルで後に上に色を重ねていくと奥行きがもっと出ます。
- 目立たせたい白の下と外側のオレンジに 一定方向で影の色を置く この場合オレンジの中心に光が当たっているのでその下の部分を影に 上左側を影にしています。:影の色はジェルの場合ごくごく少量の希望の影色(私はこの場合黒っぽい赤)をミキシングジェル 又は トップコートで薄く透明ががった影の色をつくる。(キュア) アクリルの場合は影色を水で薄めて使う。
- オレンジと白を混ぜ ほそ筆で縦に細かい線を入れる(ぼかし効果) (キュア)
- 外側のオレンジの中に白で極小の点を入れて、ベースカラーのピンクの部分に影をいれる。 (キュア) + クリアーのビルダージェルで水滴を足す。水滴部分(この写真では真ん中上部)はジェルを乗せた後に横に広がらないように手を上下反対にして(手のひらを上向きにして)ライトの中へ。 お客様に施術の場合反対向きが長いと大変なので、仮硬化LEDなら10秒、UVなら30秒程して普段通りの硬化を残りの時間行ってください。凹凸が爪にできるのが嫌な場合は+の部分を省いてください。
- トップジェル キュア
リアルを追求したらもっと3Dのようなリアルなものが作れますが、これはあくまでもサロンワーク用です。一つのネイルを描くのに沢山の時間はかけられません。
プックリ オレンに仕上げるには?
次回はキィウイやスイカネイルの描き方をしたいと思います。
ランキングに参加しています。