ジェルでまっすぐなきれいな線を描くためのアドバイス。ジェルや筆の種類。下書きの方法など。
上の写真でジェルで作ったのは中指と小指です。
ジェルネイルに必要な道具
- ライト(ランプ) UV又はLED お持ちのジェルにあったライトを使ってください。
- ジェル ベースコート カラー この場合白と黒 トップコート
- キッチンペーパー
- ほそ筆
- アルコール
ジェルの種類
上の写真で、下地の部分 つまり白は筆がボトルについているジェルポリッシュの 白を使いました。 私はデザインする時の下地にはジェルポリッシュを使用することが多いです。 理由は
- ポットタイプより薄付きなので、オフの時に時間短縮
- 筆がついているので素早く塗れる
- 広範囲で塗れるため時間短縮
- ほぼ見たままの色(ポットタイプは時々重いやラメが下に沈んでいて混ぜたら色が変わる)
- スパチュラ混ぜ不要
ラインのアートや細かい図柄の場合 もう少し濃いジェルを使用する場合が多いです。 理由はジェルが柔らかいので流れてしまいぼやけるからです。
日本では日々色々なジェルが発売されていますが、私はカナダに住んでいて日本に帰った時にのみ 日本製のジェルを買うことが出来ます。なぜなら、ジェルは揮発性が高いため、カナダまで郵送できないのです。自分が買って機内預け荷物の中にいれてカナダに持ち帰ることはできます。だから私の持っているジェルは 前からあるジェルと,カナダで入手できるジェルのみです。
色々なタイプを使っています。 上の黒の部分はほとんどART FORM(gelish)で仕上げています。強からず、弱からずです。ポットのタイプのジェルを使う場合、沈澱している場合があるのであったらスパチュラ、なかったら爪楊枝で空気が入らないようにゆっくり 混ぜてください。(メーカーによってて使用方法が違うので使う前に確認してください。)
右は白のみのふたを開けた状態です。白も青みがかった白からクリーム状や、質感も粘土に近いものからさらっとしたタイプまで色々です。
Linerジェル(プリジェル)の特徴はラインしっかり描くことが出来ます。
ガッシュgel(プリジェル)はもう少し固く、盛り上げる事ができます。しかしとても硬いので、平塗や広範囲のスムーズな塗りには適していません。
筆、腕の動かし方は以前紹介したラインの書き方で紹介しています。
描き方
- 最初は鉛筆で下書きをしています。
- 大体の色を塗ります。
- 線を丁寧に訂正して トップコートで仕上げます。
このネイルは説明の線が見やすいようにあらかじめ白のジェルを塗布してから 鉛筆で下書きを始めました。形が難しかったり、左右対称な形を描きたい時は 書いてその中から一番良いと思ったものを残すため、鉛筆を使用しています。
下書きで線が決まった段階で、不要な線は消す必要があります。私は消しゴムではないのですが、ブルータックを使用しています。デッサン時に使う練りけしの要領です。
(ブルータックは壁に穴をあけずにポスターを張れるという商品ですが、ネイルチップを作る時や、練習の時にチップの下に貼って使うことが出来ます。練ればまた接着力が復活するので 何度でも使えてとても便利です。)
以前 鉛筆をそのまま残し、ジェルの黒で下書き清書をした後にアルコールで消そうといた時に黒のジェルがぼやけて 表面が汚れてしまった事があります。できればアルコールは最終段階まで使用しない方がいいでしょう。
第二段階では黒で訂正をかけていきましょう。線はまっすぐに引けるように少し粘着性の強いものを使います。 どうしても黒の部分がはみ出てしまったら白で訂正をします。
他の線の書き方
マスキングテープで線をカバーして塗ね方法も試したことがあります。ジェルを使用すると私にはうまくできませんでした。理由はマスキングテープの下にジェルが入り込んでしまうからです。もし、トップコートを塗って仕上げて 未硬化ジェルをふき取ってマスキングをしたら粘着性がまし 成功するかもしれません。
お勧めのジェル筆
ジェルでまっすぐな細い線を引く場合、コシが強く細い筆ジェルアート筆をお勧めします。私はほぼほとんどのアートを同じ会社の筆を使っていますが、(ジェルと アクリル絵の具用には別々にしています。) この直線まっすぐは ジェル用の筆の方が強くできているので、しっかりと濃度の濃いジェルを運んでくれます。 難点は筆が柔らかくないのでコントロールが難しいです。まっすぐな線はお勧めですが、円形などは初心者の方には難しいと思います。