私はカナダの専門学校でネイルを教えています。時々、高校で美容コースの生徒対象に授業を学校から依頼されて 専門学校の真似事みたいな授業を行う事もあります。そんな時に質問される色々な事をまとめてみました。
もちろん私のブログは日本語で書いているので、ネイリストになるためには・・とか、年収とかは日本ベースで調べて書いています。
ネイリストになるためには
どう進むべきか迷っている方へ、主な方法を分かりやすくご紹介しますね!
1. **美容専門学校に進学する方法**
美容専門学校に入学し、技能試験に合格するという方法があります。これを経て、ネイリストとしてのスキルを身につけた後、就職の道が広がります。
2. **ネイルスクールに通う方法**
専門のネイルスクールに通うことも一つの手段です。ここで技能試験に合格し、ネイルのプロとしてのステップを踏み、就職することができます。
3. **通信講座を利用する方法**
忙しい方や地方に住んでいる方におすすめなのが通信講座です。これを受講して技能試験に合格し、ネイリストとしてのスキルを身につけた後、就職先を見つけましょう。
4. **独学で進む方法**
自分のペースで進みたい方には独学も一つの方法です。技能試験に合格したら、ネイリストとしてのキャリアをスタートできます。
ネイリストになるために必要な資格は何?
2023年の情報によれば、主な資格は以下の3つです。
– JNECネイリスト技能検定
– JNAジェルネイル技能検定
– I-NAIL-Aジェルネイル技能検定
ネイリストの収入
平均年収は約320万円。地域やサロンの規模によって差がありますが、個人の実力が評価される仕事です。年齢を重ねると収入もアップしやすいですが、実力が大事なポイントです。月収に関しては、約29万円が平均で、初任給は約25万円程度が相場です。アルバイトやパートの場合は時給が異なり、それぞれ1,094円、1,670円が平均です。ネイリストとしてのキャリアは、自分のスキルや実績によって大きく左右されます。どの道を選んでも、自分の夢を追いかける一歩として頑張ってみてくださいね!
アメリカやカナダのネイルスペシャリストの場合の収入は日本より高いです。というのも、こちらにはチップ制度があり、よほど血を出したりひどいことをしたり、言葉が話せないなどがない限り最低でも$5-25ぐらいはいただけるので、日にしたらチップだけで1万円以上プラスになり、国で決まっているカナダのオンタリオ州の場合最低賃金が1時間$16.55 2023年11月12日の円とカナダドルを計算すると 1時間1817円です。 1日7時間働き、週5日で4週間 約40万-50万ぐらいはいただけけるのではないかと思います。
物価も高い事を知ってください。
よくテレビや新聞やネットニュースで●●の国の時給が高いとかという話を聞きます。確かにカナダは日本より時給が高いかもしれません。でも・・ネイリストの仕事って具体的にどんなことをするの?
ネイリストは、主に人の爪のお手入れやデザインを行い、美しい爪を演出するプロフェッショナルです。ネイリストの仕事には、主に「ネイルケア」「ネイルカラー」「ネイルアート」の3つのカテゴリがあります。ネイルケアでは、爪の長さを整えたり、陥入爪の処置、かかとの手入れ、マッサージなど健康的な状態を保つ作業が含まれています。
海外では年配の方や男性の方も多くサロンにいらっしゃいます。
- 年配で手が震えて爪が切れない
- 体が硬くて足の爪を切れない
- 目が見えない
- 糖尿病などのリスクがあり感染症などが怖いからプロに任せる
リラックス目的、社交の場として
- 母親と娘 ・ 夫婦 娘と父親
- 個人のリラックス
- 会社の慰安
- 友人、会社などからのギフトとして
リラックス目的の場合、ネイリストが話し相手になる場合と 完全に静かな場の提供とマッサージ重視などその場の状況によってお客様の要望に応えられるようにいます。
ネイリストの仕事は何歳まで続けられるの
ネイリストの仕事には一般的に年齢制限がないため、個人の意欲や体力、職場の環境によって異なります。健康であれば、60代でも活躍することができる職種として知られています。ネイリストとしてのスキルや経験を積み重ねた後、ネイルスクール講師や指導者としてのキャリアアップがあります。指導の場は様々で、ネイルスクールや美容・理容専門学校だけでなく、美容系の大学や短期大学、カルチャースクールまで広がっています。これにより、後進のネイリストたちを育てる重要な役割を果たすことができます。
ネイリストの離職率が高いって本当?
ネイリストの離職率は高く、約8割が入社1年以内に辞めてしまうと言われています。理由は様々で、平均年収の低さや過酷な労働環境が挙げられます。特に日本では新人時代は給料が低く、労働時間外にも練習が必要なため、挫折するネイリストが少なくありません。
最初の2年を乗り越えて感じたこと
最初の半年は本当に大変でした。言葉の障壁と人種の違いに戸惑いました。日本での仕事では日本人とだけ接していた私が、カナダでは様々なバックグラウンドを持つ人たちと働くことになり、これには驚きました。
仕事だけが人生じゃありません。
最初の時期は他にも趣味や興味を見つけて、仕事の後は楽しい時間を過ごすことが大切です。くよくよしていると気持ちの切り替えが難しくなります。たとえば、店長の言葉が悪意を含んでいるように聞こえても、意図的ではなく、あなたが一人前になりたいと思ってのアドバイスかもしれません。
怠けないでください。
手を抜いたり、忙しいふりをしたり、嘘をついたりすることは避けましょう。経験豊富な店長は新人の様々な行動に気づいています。できないことやミスがあれば素直に認め、指導を受けることで人間関係も改善します。
カナダではアジア人に対する偏見は少ないですが、時折感じることもあります。しかし、「日本人」に対する反応は比較的温かいです。自分の国の文化を共有することで、スタッフやお客さんとのコミュニケーションが深まります。
先輩ネイリストたちは接客のプロで、感情のコントロールや笑顔作りに長けています。彼らから学ぶことは多いです。仕事後の交流でも相手を楽しませる技術を身につけましょう。
毎日楽しい事ばかりの人なんていない
毎日がラッキーデーではないかもしれませんが、対策や工夫があれば楽しくネイリストの仕事が続けられます。
夢を追いかけてネイリストになったあなた、頑張ってください!
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