お客様への色とデザインの提案はネイリストにとってとても重要な仕事です。ちょっとしたコツでお客様の笑顔が引き出せます。
色の提案
バケーションなら
- 場所を聞くも南国なら暖かい色。ポップな色をすする。
- あなたの予約時間が空いていたらネイルアートやペディキュアもすすめる
ウェディングやパーティなら
- ドレスに合わせた同系の色をすすめる
- ネイルを目立たせたいか 清楚系の薄色ピンク系にするか
プレゼンテーションがある場合
- プレゼンテーションは自分の趣味の色ではなく、相手に好感を持たれるかどうかの色なので清楚系の色をお勧めしましょう。
- プレゼンテーションが3日.4日後でお客様がポリッシュ希望の場合、出張先で剥がれたりする可能性があるのでさりげなく、強いジェルをおすめしましょう。
お客様の来店時服装を考えながら (特に口紅の色) 好みの色を考えましょう。この方はコンサバティブで落ち着いた色が好きそうなのでこのような色を提案してみます。
ファッショナブルなお客様には同様、お客様の持ち物や服装の同系色から色を選ぶことを(その色はお客様が気に入って購入されたものなので)お勧めしますが、この様なお客様には「お好きな色は何ですか?」と直に聞くこともよくあります。特このお客様は赤のアクセサリーとバックと靴をおそろいの色でそろえているので、かなり気に入っていると思います。
デザインによてって指の長さの見え方が変わる
大きな花柄模様
10本全てのネイルに大きな花柄のネイルは A爪が短く見えてしまいます。だからと言って、デザインする指も考えなければいけません。続けたネイルをデザインして後はデザインしていなかったら、B中途半端でやめたように見える.1本のみの場合Cリングフィンガー(薬指)がポピュラーです。時々、中指ご希望の方親指ご希望の方もいらっしゃいますが、それはお客様の好みなので そのようにしています。
絵柄を大小、半分のみ で 奥行きを表現しょう
デザインは同じ大きさのみではなく、大きかったり小さかったり半分だったりで 動いている様子や、奥行き感を出しましょう。特に爪のコーナーに大きな絵柄を持ってくると配置しやすいです。そして爪の外側に主にアートをしていきます。
簡単な花の書き方
- ほとんどの花の花びらは5枚又は8枚
- 5枚花の書き方、時計の針なら短い針で12時 2時 4時半、7時半、10時 ぐらいの間隔
- 丸、長細い、桜 等形を変えれば 花の種類がかわります
例えば 爪楊枝の持つ方に赤色、先に黄色をつけてスタンプするだけで簡単にできます。ネイルアートに使用する絵の具はチューブタイプのアクリル絵の具 又はジェルネイルの場合ジェルがお勧めです。ポリッシュでアートをすると乾くまでに時間がかかります。後日アクリル絵の具を使ったアートの紹介や絵の具の水分量なども詳しく説明します。
手のデザインは爪の長さによって変わる
以上が基本のネイルの形ですが、最近になってトゥシューズの形のバレリーナやそれに近いけれど角があるコフィン(棺桶)という名前も有名です。コフィンは直線でバレリーナは曲線のサイドラインがあります。
同じ形でもショートネイルとロングネイルでは全く違います。またバレリーナなどはかなり長い爪出ないと形が作れません。
お客様のインスタグラムなどからの持ち込みデザインでも写真は超ロング、お客様はショーとの場合、何をはぶいて何が重要など きちんと話をしてからデザインに入りましょう。
お客様の肌の色も考慮に入れる
スキンカラーのネイルが大ブームとなりました。しかし、このトレンドには個々の肌の色によって、爪がほとんど見えなくなってしまうこともあるため、実際に試してみないとその適合性は分からないことがあります。さらに、時折、他人のInstagramで素晴らしく見えたスキンカラーネイルが、自分の手に同じ色を塗っても地味に見えることがあります。これは、肌の色や質感が個々に異なるためです。
実際のネイルカラーは、ボトルに入っている色とは異なる場合があり、薄付きのもの、オレンジが強調されたもの、青みがかったものなど、さまざまです。お客様が本当に満足できるカラーを見つけるためには、実際のネイルに2〜3色試して提案するのも良い方法です。お客様に最高のサービスを提供しましょう。