夏も真っ盛りな今日この頃。サロンでも夏ネイルのデザインが多くなってきました。色々なデザインの海ネイルでとても難しそうですが、実は簡単です。やり方もいろいろとあるので あなたがやり易い方法で試してみてください。
人魚ネイル
おととしから大人気の人魚ネイルですが、ポイントは立体感です。爪の形はオーバル・ポイント・ラウンドです。スクエアーだと貝殻イメージになりません。できれば、貝殻の色も白やパール系がいいでしょう。
- ベースコート 硬化
- パール系カラー 硬化 ×2回
- 白で線を描く。最初は真ん中に細い線 (なれたら一気に涙の線)
- 白で爪先を太くしていこう 硬化
- エクステンションジェルで 立体感を透明で出そう 硬化
- キューティクルエリアにパールなどの飾り
- トップジェル 硬化
今回は貝殻の線を目立つように白で入れましたが、直接透明でもできます。
人魚ネイルはいろいろとアレンジが効くので、クローンでオーロラカラーにしたり、土台にフイルムを貼って、さらに貝殻っぽくすると素敵です。
海辺ネイル
海辺のネイルはほとんどの工程で ポリッシュでもできます。しかし水辺の泡の部分だけはジェルのみの技になります。
もし、ジェルを使いう場合は各色ごとにLEDなら10秒硬化で仮止めをして、最後に30美容の本硬化をしてください。
- ゴールドで砂浜を描きます。水の境は直線ではなく 曲線に
- 水色で水の部分を描きます。
- 深い青で波の部分をまだらに欠きます。 色を混ぜたり乗せたり
- トップコートをぬります。 硬化
- 白のジェルでの図際を塗ります。硬化しない
- 石鹸の泡を直接つける 硬化
- 泡をふき取る
- トップジェル 硬化
私はこの技法を使う時に、わざわざお客様の前で石鹸を泡立だてるような人はしたくないので、押すと泡が出る石鹸を使用しています。特に気にせず少しの泡をつけて 硬化させると自然に ぼこぼこの状態の模様ができます。
ポットタイプのカラーより、ジェルポリッシュタイプの方が柔らかいので、模様がつきやすいです
ラグーンネイル(海模様) ポリッシュでもジェルでも可
ラクーンってなんだかわかりますか? 英語ではLagoon 湖畔、リーフに囲まれた内側の浅い海の事で、波の影響を受けにくく静かで穏やかな所です。ネイルポリッシュの場合は、青を塗った後に、薄いクリーム系を塗りトップコートで動かします。
左から2番目はジェル 右端がポリッシュです。 ポリッシュの場合ははじきやすい色やメーカーがあるので、ネイルに行う前に、あらかじめアルミホイルやパレットの上で(右から2番目の様に)数カラーを試してみてください。下の白は全く動きませんでした。
ジェルの場合も同様です。
- ベース 硬化
- 青系の色を塗り(何色かを硬化させる前に混ぜると さらに海らしさが出ます) 硬化
- 真っ白でなく、動かしやすい白系を塗る 硬化しない
- ベースジェル をドット棒又は細筆で乗せていく、 自分の好きな模様になるまで待つ 硬化
- トップコート 硬化
ジェルの場合注意
-
- 各メーカー白、ラメが入っている色、濃い色は濃度が濃いため動かしにくい。トップコートと混ぜて濃度を薄くしてみよう。
- ラグーンの模様を作る時にベースジェルだとゆっくり、トップジェルだと早く動きます。メーカーによっても違うので、いろいろと試してください。
海ネイルにお勧めな海パーツ
- スタッズ 球状のものは接着面が小さくなるので裏が平らなものが安定するのでお勧め
- パール 小さなサイズから大きなサイズまで様々。色は真っ白とオフホワイトがある。
- ヒトデや貝などの金属パーツ
海パーツをネイルにつける時の注意
ポリッシュベースにパーツをつける時は、ベースコートやトップコートのみでは弱い場合があるので、トップコート前にネイル用のグルーで接着してからトップコートをぬりましょう。
ジェルの場合は必ず、パーツジェル、ジュエリージェル、ストーンジェルなどパーツをつけるためのジェルを使用してジェルを付けましょう。またヒトデなどの先の部分が時々とがっていてスムースでない場合があります。お客様に施術する場合はつけ終わった後のスムース度を確認して、必要であれば、エクステンションジェルなどで覆うか、ファイルを使ってスムーズに削るようにしましょう。